制作と演奏活動の両立:SOUND ZEALの強み
楽曲制作をしている私たちは、同時にライブでの演奏活動も続けています。
一見すると、「曲を作ること」と「演奏すること」は別の仕事に見えるかもしれません。
どちらかに専念するという選択肢もありますが、私達にとって、どちらも大切にしたいことです。
実際に音を出し、人の前で音楽を届ける経験が、楽曲制作に大きく活かされていると感じます。
私自身は若い頃からライブの仕事をしてきました。
そこで多くの先輩ミュージシャンから、演奏技術だけではなく、ステージの作り方、お客様との向き合い方、選曲や曲順、会場の空気を感じたり、その臨機応変さや、実際の現場でしか学べないことをたくさん教わりました。
一方、夫は作曲畑から音楽のキャリアをスタートしています。
作曲、編曲、音の組み立て方など、制作側から音楽を深く考えてきた経験があります。
「現場で音楽を届けてきた経験」と「音楽を作ってきた経験」。
この二つが組み合わさっていることが、SOUND ZEALの制作の大きな特徴の一つです。
ライブから「人の反応」を学ぶ
もう一つ、演奏活動から得られる大きな経験があります。
それは、音楽を聴いている人の反応を、目の前で感じられることです。
ライブでは、
曲が始まった瞬間の空気感、
少しずつお客様の気持ちが上がったり、ゆったりした曲で緩んだり、
MCで和んだり、歌詞の内容に想いを馳せたり、世界の事を考えたり、
今日あったことを回想したり。または、アップテンポの曲で、高揚し身体を動かしたくなったり。
同じ曲でも、演奏する順番によって反応が違ったりもします。
そうしたことを、実際の現場で経験しています。
私たちは毎回のライブで、選曲や曲順についてかなり考えます。
どこでどういう曲をもってくるのか。
どの曲をどのタイミングで持ってくるのか。
実際に演奏して、お客様の反応を感じる。
そして、次は少し変えてみる。
毎回、全く違う曲でも、全く同じ曲でも良くないので、そのバランスなど考えたりして、
そのトライアンドエラーの積み重ねで、現場でしか得られない経験値になっています。
音楽の好みは、状況によっても変わる
人によって、好きな音楽は違います。
年齢や性別によっても違いますし、その人が普段どんな音楽を聴いているかによっても違います。
さらに、同じ人でも、
季節によって。
時間帯によって。
平日と休日によって。
一人で聴くのか、大勢で聴くのかによって。
音楽の感じ方は変わります。
もちろん、すべてを単純な法則に当てはめることはできません。
でも、長く経験していると、
「今日はこういう空気だな」
「この場面なら、こういう音が合いそうだな」
という感覚が少しずつ蓄積されていきます。
私たちは、そうした感覚も音楽を作るときの大切な引き出しだと考えています。
楽器の「自然な鳴り方」
ライブのお話とは少しそれますが、
楽曲制作では、コンピューター上でさまざまな音を組み合わせることができます。
ですが、楽器にはそれぞれ得意な音域があり、自然に響く場所があります。
ギターなら、弦の並びや運指によって、自然に弾けるフレーズがあります。
理論上は成立していても、実際に楽器を鳴らしてみると、どこか不自然に感じることもあります。
反対に、
「この音の並びなら、この楽器だからこそ気持ちよく響く」
という瞬間もあります。
そうした感覚は、音楽理論や知識だけではなく、実際に楽器を演奏してきた経験からも身につくものです。
楽器を単なる「音色」として扱うのではなく、一つの楽器として、その性質まで考えて音を組み立てる。
それも大切な要素となります。
「なんとなくこんな感じ」を音楽にする
楽曲制作のご依頼では、最初からすべてが明確になっているとは限りません。
むしろ、
「爽やかな感じにしたい」
「かっこいいけど、親しみやすく」
「地域の人に愛されるような雰囲気で」
「高級感は欲しいけど、堅くしたくない」
といった、言葉だけでは少し曖昧なイメージから始まることもあります。
こうした「なんとなく」を、どうやって具体的な音楽にしていくのか。
そこには、作曲や編曲の技術だけではなく、音や楽器、人、そして現場についての経験が必要だと思っています。
どんな音色が合うのか。
どんな楽器を使うのか。
どの音域にするのか。
どんなリズムにするのか。
どこで音を広げ、どこで引くのか。
どう歌えば、その曲の魅力が伝わるのか。
そうやって、曖昧なイメージを少しずつ具体的な音に置き換えていきます。
音楽の「空気感」を、形にする
音楽には、言葉では説明しにくいものがあります。
温度。
空気感。
勢い。
余韻。
緊張感。
安心感。
高揚感。
そうした目に見えないものも、音楽の大切な一部です。
私たちは、これまでの制作と演奏の経験を通して、そうした**「言葉になりにくいもの」まで音楽にできる制作チーム**でありたいと思っています。
お客様の「こんな感じ」という言葉の中にあるものを一緒に探し、音にしていく。
それが、SOUND ZEALが考える楽曲制作です。
実際に音楽を届けてきたからこそ分かることがあり、
その経験でお役に立てましたら幸いです。

楽曲制作 SOUND ZEALでは、企業・店舗・個人向けのオリジナル楽曲制作も承っています。
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